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日本港運協会の久保昌三会長=写真=は14日、東京都内で記者会見を開き、深刻化する港湾の人手不足への対策が急務であるとの認識を示した。外国人労働者の受け入れや自動化技術の導入などについても触れ、「専業や組合の意見を聞きながら、あるべき形を検討したい」と ...
三菱重工業は、防衛省から1万4500トン型補給艦1隻と4800トン型護衛艦(新型FFM)2隻を受注した。防衛装備庁が9日発表した。成約したのは3月で、契約額は補給艦が約720億円、護衛艦が796億円。3隻全て2028年度中の引き渡しを予定する。補給艦と護衛艦は24年度予算で取得が決まった。新型補給艦は、艦首側にブリッジを配置した既存の補給艦とは一線を画すデザインが外観上の特徴。燃料タ… ...
◇センコーグループホールディングス 経常利益は前の期比11%増の337億円。物流で拡販や料金改定に取り組んだことに加え、M&A(合併・買収)が寄与した。売上高は10%増の8545億円、営業利益は17%増の349億円。純利益は17%増の186億円だった。セグメント別にみると、物流は11%増収、営業利益が21%増の323億円。商事・貿易は4%増収、営業利益が23%増の29億円。ライフサポートは… ...
大和ハウス工業は1日、愛知県小牧市でマルチテナント型(複数企業向け)物流施設「DPL小牧」を開発し、同日から稼働を開始したと発表した。延べ床面積19万平方メートルを超す大型物流施設で、最大25テナントが入居でき、冷凍冷蔵保管ニーズにも対応する。「DPL小牧」は5階建てで、敷地面積が8万5717平方メートル、延べ床面積が19万2385平方メートル(賃貸面積16万3773平方メートル)。各階に… ...
阪急阪神エクスプレスの4月の日本発輸出航空混載重量は、前年同月比13%増の3155トンと3カ月連続で増加した。米州向けが3カ月ぶりにプラスに転換。全方面で前年超えとなった。全体重量の6割超を占めるアジア向けは電子機器・部品が好調に推移し1割増だった。方面別ではTC1(米州)が8%増の490トン、TC2(欧州)が30%増の608トン、TC3(アジア)が10%増の2057トン。TC1は3… ...
日本船主協会は7、8月に横浜市と神戸市で国立高専(商船学科)5校(富山、鳥羽、広島、大島、弓削)の合同進学ガイダンスを開催する。中学生とその保護者が対象。同ガイダンスでは5校の教員や、高専卒業生の現役航海士、機関士から直接話を聞くことができる。船協が9日発表した。後援は国土交通省、文部科学省、全日本海員組合。同ガイダンスは、2008年7月に船協が設置した人材確保タスクフォースによる優… ...
西日本鉄道国際物流事業本部の4月の日本発輸出航空混載重量は、前年同月比7%増の3762トンで3カ月連続の増加だった。半導体関連や電子部品関連の好調でアジア向けが1割増加。米州向けも伸びた。方面別では、TC1(米州)が44%増の621トン、TC2(欧州)が30%減の458トン、TC3(アジア)が10%増の2683トン。TC1は2カ月連続のプラス。半導体関連の増加で米西部が8割近く増えた… ...
◇日本トランスシティ 経常利益は前の期比20%増の88億円。三重朝日物流センターの安定稼働や国内外の新施設稼働、半導体関連材料の伸長で増収だった上、施設準備費用や資金調達関連費用の減少、料金の適正化などにより増益となった。売上高は2%増の1247億円、営業利益は25%増の78億円。純利益は30%増の60億円だった。総合物流事業は2%増収、営業利益が28%増の72億円。部門別売上高は、倉庫が… ...
◇丸全昭和運輸 経常利益は前の期比11%増の157億円だった。貨物自動車運送、港湾運送、鉄道利用運送などが増収になるなど物流事業が好調だった。売上高は3%増の1445億円、営業利益は11%増の146億円。純利益は0・6%増の98億円だった。売り上げ・利益のいずれも過去最高を更新した。セグメント別にみると、物流事業は3%増収、営業利益が11%増の126億円だった。港湾運送では化成品やプラン… ...
日本水先人会連合会は12日、水先人から見た優秀船舶として、捕鯨母船やVLCC(大型原油タンカー)、LNG(液化天然ガス)船など9隻を2024年度の「ベストクオリティーシップ」に選定したと発表した。6月に各船の船長(または代理人)に表彰状と記念品を贈る予定。同連合会は水先業務に対する理解と協力の促進を目的に、03年度から優秀船舶を表彰する制度を開始。24年度は、9―10月に全国の水先区で水先… ...
【関西】日本船舶技術研究協会は9日、海技大学校(兵庫県芦屋市)で自動運航船を遠隔監視・遠隔操船するための訓練用シミュレーターを公開した。同設備は、日本財団の助成を受けた「MEGURI2040に係る安全性評価」事業の一環で、日本最大の船員養成機関である海技教育機構(JMETS)傘下の海技大に国内で初めて整備した。自動運航船に対する知識や技能が次世代の海技者に求められる中、最新の設備を用いて教… ...
■ケープサイズ 大西洋、太平洋の両海域で回復の兆しが限定的だった。主要5航路平均値(5TC)は前週比3072ドル下落し、金曜日に日建て1万4169ドルを付けた。週半ばに報告された大西洋横断トレードの航海は期間が短く、TCE(用船料換算)は低かった。大西洋横断トレード(C8)航路は1万3071ドルを付け、北大西洋域の下落の主因となった。ブラジルでは、5月末から6月上中旬積みに… ...