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最近、若手女性教員の悩みを聞く機会があった。産休・育休を取得したものの、復帰直前に離職を決断する教員が多いという。「子育てと仕事に追われ、生活リズムが成り立たない」という現実的な問題に加え、「学校の変化についていけない」という声もある。こうした育休中 ...
来年度予算案などに影響を与える政府の「経済財政運営と改革の基本方針2025」(骨太の方針)が閣議決定されたのを受け、阿部俊子文科相は6月17日の閣議後会見で、骨太の方針に明記された学用品の学校備品化の取り組みの周知を推進することについて、「保護者負担 ...
昨今、学校の働き方改革で、教師の長時間勤務はわずかながら是正されつつある。一方、精神疾患による休職者が年々増加するなど、生きづらさや傷つきを抱える教師は依然としてたくさんいることを示唆するデータもある。世間からは子どもたちを教え導く者として、常に正し ...
大学の学生有志でつくる団体「学費値上げ反対緊急アクション」が6月13日、文部科学省内で会見を開き、今夏に行われる参議院選挙の候補者へのアンケート調査を公表した。アンケートでは高等教育を「無償化すべき」との回答が76.6%に上り、給付型奨学金を巡っては96%超が「多子世帯のみならず拡充が必要」と答えた。
とある日のこと、私は都内の小学校を訪問し、クラスで子どもたちと一緒に給食を食べて過ごしていました。すると男の子が「今日はいっぱい食べるぞ!」と意気込んでいたのですが、食べ過ぎてしまったのか、途中で気持ちが悪くなって吐いてしまったのです。
来年度からの私立高校の授業料無償化に向けた動きが進む中、全国私立学校教職員組合連合(全国私教連)が全国の加盟校を対象にこのほど行った調査で、施設整備費や入学金など、授業料以外の学納金への補助拡充を求める声が強いことが分かった。同団体の山口直之中央執行委員長は「授業料が無償化されても、施設整備費などの工面に困って、生徒の滞納や退学は起こり得ると考えられる。学納金への補助拡充を、国や自治体に求めていき ...
金城泰邦文科大臣政務官は6月17日、内閣府を訪れ、学校施設の防災機能強化に向けて、学校ごとに災害リスクを把握するためのチェックリスト作成などについて、今井絵理子政務官に協力を求めた。災害時に避難所となる体育館への空調整備促進なども併せて、教育委員会と防災担当部局の両方のルートから学校防災の充実を目指す。
次期学習指導要領の方向性を検討している中教審教育課程企画特別部会は6月16日、第9回会合を開き、これまでの議論を振り返り、調整授業時数や「裁量的な時間(仮称)」による柔軟な教育課程の実現と、各教科の内容の構造化による教科書の分量の精選などの方策によっ ...
自由進度学習に詳しく、関連著書もある北海道の公立小学校教諭・難波駿さんが6月14日、茨城県の公立小中学校教員の研修で講演し、子どもたちが主体的に学ぶ自由進度学習について動画も交えて説明した。「取り組み始めたが、難しい場面もある」「どうやって始めたらよ ...
先日の個別懇談会に来たのは、5年前に担任していた子のお母さん。当時4年生だったAさんは、今では中学2年生になっています。今も私の家には、Aさんからもらった手紙が大切に保管されています。そこには、こんなことが書かれていました。
政府は6月10日、2024年度の「食育推進施策(食育白書)」を閣議決定し、公表した。生活環境の変化を背景に、国民が普段の食生活を通じて農林水産業を意識する機会が減少傾向にあるとして「食卓と農の現場の距離を縮める取組と今後の展望」を特集。生産者と児童生 ...
「上から目線」で改善を迫ってしまった ...