ニュース

近畿大学医学部の大塚篤司氏が今年4月、『医師による医師のためのChatGPT入門 臨床・研究を変える究極のプロンプト500選』(医学書院)および『皮膚科の診断に迷ったらChatGPTに全部聞いちゃえ!』(中外医学社)を上梓し、即戦的な内容が医師の間でも話題となっています。
消去法で選んだ医学部に進学し、野球や遊びに明け暮れながら、少しずつ医学の色に染まっていった医学生。その中で、「循環器内科に行く!」という明確な意思を持って卒業し、老年病内科に入局した若手医師の厳しい試練とは……。各大学のOBが登場し、医師人生を語り継ぐ本企画、高知大学の18人目は、高知大学医学部老年病科・循環器内科の教授、北岡裕章先生です。ハードな環境で戦い続ける若手医師の姿を追います。
内閣府の規制改革推進会議が、慢性期など患者の特性により夜間の診療需要が限定的であると考えられる一部の病院を対象として、宿直義務の例外規定にオンライン対応を含むことを答申に盛り込んだ。複数病院での宿直の兼務も想定している。慢性期病院におけるオンラインでの宿直業務が可能だと思うかどうか、m3.com医師会員に聞いたところ、開業医・勤務医ともに約7割の医師が「できない」と回答した。急変時の対応や駆けつけ ...
勤務態度が悪く、無断欠勤を繰り返すスタッフ。退職から半年後にまさかの展開に――多数の医療機関で顧問を務めるなど、医療問題に詳しい弁護士の堀井亜生先生。そんな堀井先生が出会った医院の労務トラブルや、対処法をお伝えします。今回のテーマは、「トラブルの相手に、弁護士が付いたときの対応」です。事例をご紹介します。
人をみて・地域をみる医療を目指した新野先生は、やがて地域の人々の「生活をみる」ために動き出します。福井大学医学部の卒業生をリレーでつなぐ当連載、「2015年卒・新野保路先生編」の最終回は、地域医療や町づくりのやりがい、母校である福井大学への思いなどを伺います。
経営の厳しさを伝えたいとm3.comの取材に応じたはりま姫路総合医療センターの木下芳一院長。開口一番、訴えたのは公立病院に対して過度に収益を求める現状への違和感だった。「経営を重視すれば絶対にクオリティーは下がる」としながらも、経営改善に日々取り組む複雑な心境を語った(2025年4月23日にインタビュー)。
Doctors LIFESTYLEでは、医師の先生方を対象に、AI活用にまつわるお考えについてアンケート調査を実施。「臨床診断の場におけるAI活用」にまつわるアンケート結果をご紹介したvol.1に続き、vol.2では「病院の事務作業におけるAI活用」について、お寄せいただいた意見をご紹介します。
医師の先生がたからお寄せいただいた「生まれ順」にまつわるエピソードを漫画化してご紹介する本シリーズ。長男長女は厳しくしつけられたというご意見が多かったものの、「猫っかわいがりされた」という先生も… ...
宮城県が進めていた仙台医療圏の4病院再編が大きな計画変更を余儀なくされている。再編対象だった東北労災病院(仙台市)が富谷市への移転をこの5月に断念し、県との協議を打ち切った。富谷市はその予定地に、救急・急性期病院の誘致を始め、県計画に反発する仙台市は急患診療所の移転・拡充を検討するなど混迷を極めている。病床稼働率向上による経営改善や救急搬送時間の地域差縮小をうたっていた病院再編は、県と市の対立や首 ...
研修医になって最初の診療科が循環器内科でした。とても忙しく一時も気が抜けませんでした。ちょっと落ち着いたかと気を抜くと、病棟で急変したり、ERに心筋梗塞の方が来られたりして、全く気が抜けませんでした。しかし、上司の先生や同僚の先生がとても優しい先生方でした。正直自分は何もできませんでしたが、温かく見守ってくださいました。
診療の現場では、最善を尽くしても、結果として患者さんやご家族が望まない形で治療が終わることもあるでしょう。そんなとき「謝った方がいいのか…」と迷った経験がある医師も多いはずです。謝罪の言葉は、場の雰囲気を和らげるきっかけとなることがある一方、誤解やトラブルの種になることもあります。今回は「訴訟リスクを考慮して謝罪するべきか否か」を調査した結果を、医師ライターの三笘けいがご紹介します。
試験といえばカンニングはご法度ですが……ある大学ではちょっと変わった試験方法がとられていたようです――本連載では、現役医学生や医師の皆様からお寄せいただいた医学生時代の思い出のエピソードをKADOKAWAとのタイアップでお届けします。