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厚生労働省は5月1日に開いた社会保障審議会医療保険部会で、部会の下に新たに「高額療養費制度の在り方に関する専門委員会(仮称)」を設置し、高額療養費制度について集中的に検討する方針を提示、了承を得た。委員には患者など当事者の声を反映する委員も含め、患者団体や保険者団体からのヒヤリングを丁寧に実施する予定だ。専門委員会の開始時期や開催回数は未定(資料は、厚労省のホームページ)。
ミャンマー地震の被災地支援に入っていた国際協力NGO「ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)」の稲葉基高医師らが4月28日、都内で記者会見を開き、「紛争下での被災で、現地は非常に困難な状況にある。あらゆる医療が十分ではない」と活動を振り返った。
司馬遼太郎を愛する青年は高校3年生で理転を決意し、医学の道を歩み始めることになります。千葉大学医学部の卒業生をリレーでつなぐ当連載、10人目にご登場いただくのは、2024年4月に千葉大学長に就任し間もなく1年の節目を迎えられた横手幸太郎先生です。第1回は、転校が続いた少年時代から千葉大学進学までのストーリーです。
39カ国、207万8948人の個別データを基に、50歳時点に評価した心血管疾患の典型的な危険因子5つ(動脈性高血圧、高脂血症、過少体重および過体重または肥満、糖尿病、喫煙)が心血管疾患と全死因死亡の生涯推定値に及ぼす影響を検討した。 その結果、危険因子を5つ保有する場合の心血管疾患の生涯リスクは女性24%(95%CI 21-30)、男性38%(同30-45)だった。危険因子を5つ保有する場合と比較 ...
ホテル好きな3名による座談会の最終回では、「医師が本気でおすすめする厳選ホテル」「医師が実践する極上ホテルの予約術」に続き、学会参加時の戦略的なホテル選びや、2025年に注目すべき国内外の旅先についてお届けします。ぜひ最後までお楽しみください。
病院によっては当直室にまつわる噂があったり…なかったり…。先生のお勤めになる病院の当直室はよく眠れますか?―― Doctors LIFESTYLEでは、株式会社KADOKAWAと提携して、「医師の日常をテーマにしたマンガコンテンツ」を企画。会員の皆様にエピソードを投稿いただき、マンガにしてお届けしています。
その資料を見ると、2023年度の業務損益は、42の国立大学病院の中でトップとなり、22億円の黒字を記録。2024年度の決算はまだ途中段階で、2023年度よりは減少するものの、黒字を維持できる見通しとなっている。手術件数は2020年度、新型コロナウイルス感染症の影響で一時的に落ち込んだものの、その後は右肩上がりに回復。現在はコロナ禍前を大きく上回り、年間9000件を超えている。これに伴って入院単価も ...
「時流◆アミロイドβ仮説の今、AD治療の未来」では、ADの発症メカニズムの解明と治療法の開発を研究テーマとしている、国立長寿医療研究センター神経遺伝学研究部長の飯島浩一氏に、現在考えられているAD発症のメカニズムや今後の治療薬開発の可能性について聞いた。
日本病院会会長の相澤孝夫氏は4月30日の記者会見で、病院経営支援のための財政出動や入院基本料引き上げなど5項目を今後、国に要望する方針を示した。「骨太の方針2025」や7月に予定される参議院議員選挙などを念頭に国会議員への要望をしたり、国民向けに公表したりする予定で、「出血して倒れそうな病院はともかく助けてもらいたい。現在も病院は儲かっていて、医師はたくさんの給料をもらって良い生活をしていると思っ ...
【編集部より】 本シリーズでは、工野俊樹先生(米Massachusetts General Hospital/Harvard Medical School)が聞き手となり、第一線で活躍する若手の先生に最近投稿・掲載された論文や留学、現在の診療・研究活動についてインタビューする模様を動画と記事で紹介します。
スーツを着ていくか、それともスマートカジュアルで済ませるか、医師の先生方の悩みのタネのひとつである「学会参加時の服装」。今回マンガに登場する男性医師も、学会参加前日となり、何を着ていこうか迷っている模様。しかしながらとある専属コーディネーターがアドバイスをしてくれているようで…?
2025年4月にアメリカのトランプ大統領が「相互関税」を発表して以降、世界の金融市場は混乱を極めています。不安定な投資環境を乗り切るため、投資家にできることはあるのでしょうか。SBI証券のシニア・ファンドアナリスト川上雅人氏に話を聞きました。