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25日の米国株式市場では、主要株価3指数がそろって反落。重要なインフレ指標の発表を週内に控え、利下げを巡る楽観ムードが後退した。利下げ期待から前週末に大幅高となっていた米国債も反落。一方、ドルは主要通貨に対して全面高となった。
【NQNニューヨーク=川上純平】25日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落し、前週末比349ドル27セント安の4万5282ドル47セント(速報値)で終えた。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測を背景に先週末に最高値を更新した後で、主力株に利益確定の売りが出た。エヌビディアの決算発表を27日に控えて様子見の投資家も多かった。FRBのパウエル議長は22日の講演で利下げを再開する方針を示唆し ...
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長にとって議長として最後となる経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」が閉幕した。市場は9月の利下げに道を開く講演を素直に歓迎したが、トランプ米政権の圧力が絡み、好ましくない未来が訪れるリスクもみえる。まずパウエ ...
ドル円はその後、147.60円付近まで買い戻されており、本日高値圏での推移を続けている。パウエル議長が金曜日の講演で利下げへの道筋を示したことを受け、ドル安が強まったが、本日はその動きも一服している。
久しぶりにインフレの時代に突入。人手不足や原料高など、物価の押し上げ要因は数多い。このままでは預貯金金利や賃金が上昇しても、今の生活水準を守れなくなるかもしれない。ならば今こそ株式投資に目を向けてみよう。 ※本動画は2024年7月に収録したものです。
25日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は9月利下げに理解を示し、ドル売りに振れやすい。ただ、目先の直近のインフレ指標を見極めたい思惑から、過度なドル売りは抑制されよう・・・。
ジャクソンホールでのパウエル議長の発言は、想定されていたものの中ではとてもハト派的なものになった。関税によるインフレ動向を見たいとしながらも、雇用の悪化を注意しないといけないとしたからだ。むろん今後のデータ次第であるのは変わりがないが、9月になってか ...
日中戦争以降、政府は戦費調達のために国債を乱発した。身の丈に合わない膨大な借金は、深刻な物資不足と相まって急激なインフレを招く。「銃後の守り」の名の下、庶民にも購入を呼び掛けた国債は結局、価値を失って紙くず同然に。戦後、国民を困窮させた教訓から導入さ ...
ドクターヘリ“関東最多”の出動 救急救命“最後の砦”一刻を争う緊急手術、命を救う決断…医師の日常に密着【バンキシャ!】 【日本ハム】新庄監督「本当に全員カッコよかった」首位ソフトバンクに3連勝飾ったナインをたたえる 小久保監督には感謝も ...
パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が急にハト派になったことには驚きだ。今まではインフレの増長と雇用の下方リスクは均衡しているとみていたものの、そのバランスをインフレリスクよりも、労働市場の下振れリスクに重きを置いた格好だ。米政府サイドの発言を踏まえると、市場は金融緩和のフェーズに移っていくという織り込みが進むとみられ、米金利に低下圧力がかかりやすい。
米連邦準備制度理事会 (FRB)のパウエル議長の講演で雇用への下向きのリスク上昇が示唆されたことによって9月利下げの可能性が高まった。一方で関税はインフレの長期化につながる可能性があることも指摘された。このため、8月29日発表の7月コアPCE 価格 ...
米セントルイス地区連銀のムサレム総裁(写真)は22日、インフレ率が連邦準備理事会(FRB)の目標である2%を上回り、さらに上昇すると予想される一方、雇用市場のリスクはまだ顕在化していないことから、9月16─17日の連邦公開市場委員会(FOMC)で利下 ...