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赤阪鉄工所が12日発表した2025年3月期単独決算は、営業損益が1900万円の黒字に転換した。前の期は1200万円の赤字だった。利益率の高い部分品の販売が好調で、原価率が改善した。1株当たりの配当は年30円(期末30円)を継続する。売上高は前の期比1%減の78億円。経常利益が86%増の5800万円、純利益は2%増の3800万円だった。期間中の内燃機関関連事業の受注高は13%増の95億… 続きはログ ...
三菱重工業は、防衛省から1万4500トン型補給艦1隻と4800トン型護衛艦(新型FFM)2隻を受注した。防衛装備庁が9日発表した。成約したのは3月で、契約額は補給艦が約720億円、護衛艦が796億円。3隻全て2028年度中の引き渡しを予定する。補給艦と護衛艦は24年度予算で取得が決まった。新型補給艦は、艦首側にブリッジを配置した既存の補給艦とは一線を画すデザインが外観上の特徴。燃料タ… ...
川崎市は本年度、川崎港のコンテナ貨物補助制度を拡充した。荷主・フォワーダーなど向けに、新たに同港を利用する輸移出入(新規事業)について1FEU当たりの補助単価を1万円に増額。輸出で取扱量が100FEU以上の場合の単価も増額し、1万5000円とする。利用するための条件も緩和し、直近3カ年以内に補助金交付を受けた貨物がない事業は、再度の申請を可能とした。同市の補助制度の申請受付期間は、5月1日から2… ...
8万2000重量トン級カムサマックスバルカー市況は、日建て1万2000ドル台で横ばいが続く。季節的に南米からの穀物出荷が堅調な時期で、邦船社の担当者は「6月ごろまで大豆の出荷は悪くはない見通しだ」と語る。12日付の英ロンドン市場で、カムサ型の主要航路平均値は日建て1万2075ドルを付けた。カムサ市況は4月24日付以降、11営業日連続で同1万2000ドル台で推移している。邦船社の担当者… ...
北九州市は本年度、荷主とフォワーダー向けの北九州港コンテナ貨物補助制度(インセンティブ)を拡充した。新規貨物・他港から転換した貨物についての各補助制度で、内航貨物について対象を拡大。これまで補助していたひびきコンテナターミナル(CT)を利用する貨物に加えて、太刀浦CTを利用する貨物についても補助する。日本海航路への需要が高まっていることに対応した。このほか、市はフェリー・RORO船を利用するモー… ...
JR貨物は25年度連結業績として、売上高は前年度比7%増の2143億円、営業利益は3・3倍の88億円、経常利益は5・1倍の74億円、純利益は36%減の43億円を計画する。25年度の必達目標として22年度に定めたコンテナ輸送量196・0億トンキロの達成に力を注ぎ、「2024年問題」も背景に運輸収入を伸ばす。総合物流事業の拡大にも取り組むほか、私募リートやファンドを活用する回転型不動産ビジネスを本格… ...
【関西】日本船舶技術研究協会は9日、海技大学校(兵庫県芦屋市)で自動運航船を遠隔監視・遠隔操船するための訓練用シミュレーターを公開した。同設備は、日本財団の助成を受けた「MEGURI2040に係る安全性評価」事業の一環で、日本最大の船員養成機関である海技教育機構(JMETS)傘下の海技大に国内で初めて整備した。自動運航船に対する知識や技能が次世代の海技者に求められる中、最新の設備を用いて教… ...
山九は12日、2027年3月期を最終期とする中期経営計画を見直すと発表した。売り上げの縮小と低採算が続く中国の物流事業を縮小する。中国の倉庫・要員は27年3月期までに少なくとも2割減らす。物流事業は、採算性の高い顧客分野への選択と集中、管理・業務部門のコスト削減も推進。機工事業に大きく見劣りする物流事業の利益率改善に本腰を入れる。25年3月期(前期)の連結業績は売上高・営業利益が過去最高で… ...
NIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)の1―3月期業績は、売上高が前年同期比5%増の6452億円、営業利益が3・3倍の114億円、純利益が61%増の12億円となった。2月に買収を完了した独物流企業がグループに加わったことで増収を確保。またフォワーディング事業の単位粗利の改善や物流サポートの貢献で利益が大幅増となり、増収増益となった。なお米国による関税政策による正確な影響の予測… ...
乾汽船は13日、2026年3月期の連結経常利益が前期比97%減の1億2600万円になる見通しだと発表した。米国の関税政策の影響や中東情勢の緊迫化、中国経済の減速などによる世界的な経済活動の混乱が懸念されるため。ハンディ船は新造船供給が限定的と見込まれ、海運市況は需給逼迫(ひっぱく)の環境が続くと予想する。為替レートの円高進行も織り込んだ。売上高は4%減の303億円、営業利益は91%減の3億… ...
丸紅は8日、米エクソンモービルが米テキサス州で開発を進める低炭素水素・アンモニア製造プロジェクトに参画すると発表した。同プロジェクトへの参画と、生産される低炭素アンモニアの長期引き取りに関する契約とともに、新エネルギー事業分野でのさらなる協力を目指す覚書も締結。丸紅は同プロジェクトから引き取る低炭素アンモニアを、神戸製鋼所の100%出資子会社コベルコパワーが所有・運営する神戸発電所(神戸市)など… ...
ベルギー海運大手CMBテックのアレクサンダー・サベリスCEO(最高経営責任者)が今月上旬、米キャピタル・リンク主催のウェビナーに登場した。7―9月に完了予定の大型バルカー大手ゴールデン・オーシャン・グループ(GOGL)買収の狙いについて「事業の分散化はレジリエンス(強靭〈きょうじん〉さ)を意味する」と発言。さらに、株式市場でのNAV(純資産価値)に基づく海運企業の評価に疑問を呈し、「将来的な収益… ...
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