経営再建中の大手自動車部品メーカー、マレリホールディングス（さいたま市）は米デラウェア州の裁判所で連邦破産法11条の適用申請の手続きを開始した。発表資料によれば、11億ドル（約1600億円）のＤＩＰファイナンス（つなぎ融資）のコミットメントを確保したとしている。

マレリホールディングスが連邦破産法第11条の適用をアメリカの裁判所に申請したことについて、主要な取引先の日産自動車は「マレリが安定した事業運営を維持できるように支援を行うとともに、他の顧客とも連携してサプライチェーンを注視し、安定化に努めていく」とす ...